
美肌目的で医療機関を受診するとき、二つの選択肢があることをご存じでしょう。すなわち、美容外科と美容皮膚科です。二つとも似たような診療科ですが、両者は同じものではないので、その違いを理解しておく必要があります。もっとも、どちらも素肌を綺麗にするのが目的という点では同じなのですが、行われる治療内容や方法が異なるということです。
まず美容外科ですが、これは簡単にいうと、大きなオペが行われることもある美容整形の診療科です。美容皮膚科ではメスが使用されることはありませんが、美容外科では整形手術などメスを使った施術も行われます。したがって美容外科では、ダウンタイムが長くなるような治療が行われることもしばしばです。では、美容皮膚科とはなんでしょうか?こちらも簡単にいえば、素肌を綺麗にすることを目的にした皮膚科ということができます。
一般の皮膚科では皮膚の病気を治すことを目的にしていますが、美容皮膚科ではそこに美容目的が加わって、コラーゲン注入によりしわを改善したり、レーザー治療でホクロを除去したりすることも行われます。ただし、美容皮膚科ではメスを使った整形手術は行われません。結論として、美容外科と美容皮膚科の違いは、メスを使用するかしないか、手術をするかしないかです。この違いをよく理解したうえで、自分の目的に合ったほうを受診するようにしてください。
安全性については、メスを使わない分、美容皮膚科のほうが負担の軽いといえるでしょう。
Leave a Reply